バラエティへの出演で、イケメンおバカタレントとして認知された福嶋祐輔でしたが、これをきっかけに歌手として、俳優としての福嶋祐輔も注目を集めるようになったのは、結果としてやはりよいことだったのでしょう。実際、あれだけ大ボケをかますおバカなイメージが、歌を聞いたり芝居を観たりするうち、実はなかなか奥の深い人物だ、という発見をもたらしてくれる効果を与えているのだと思います。
福嶋祐輔の魅力とは何かと問われれば、そうした一筋縄でいかない奥の深さ、ということもあるでしょうが、第一印象としてはあのたくましい顎ときりりとしたルックスが、にこっと笑ったとたんに春のやわらかな陽射しがいっぱいに広がったような、なんともいえない温かみを放散しはじめる、あの一瞬にこそ彼、福嶋祐輔の魅力が凝縮していると思うのですがいかがでしょう。
あと、やっぱり映画やライブやミュージカルのステージなど観ていても、福嶋祐輔はさすが体育会系というか、身体がしっかりしていて運動神経も抜群ですよね。これはもう、文句なしに「かっこいい!」の一言だと思います。議員さんをなさっているお父様もかなりの美中年ですし、お母様は元旅客機の客室乗務員、いわゆるスッチーですよね。ご両親の美貌を受け継ぎつつ、スポーツで鍛えた丈夫な体。加えて持ち前の天真爛漫な明るさ、素直さも彼の魅力だと思います。こうして見ていくと、どうも欠点らしい欠点が見当たりませんね。もちろんおバカも魅力の一部ということで。(笑)
福嶋祐輔の魅力として、これも体育会系ならではということかもしれませんが、とにかく目上を立てる。礼儀正しい。曲がったことが嫌い。卑怯なことがきらい。正々堂々。受けた恩を忘れない。友情に厚い。家族を大切にする。人にやさしく自分に厳しい。正義感が強い。向上心が強い。夢中になると止まらない。場を明るくする。やんちゃでいたずら大好き。それでいてナイーブ。しかられるとへこむ。やたらと気を遣う。永遠の少年。まだまだ止まりませんよ。
福嶋祐輔が、実はいかに遠慮深い人間かは、彼の出しているCDアルバムのタイトルやコンサートツアーのタイトル見てるとわかると思うんです。なんでしょうかねえ、例の「あの…〜ですケド。」ってやつ。(笑)普通イケメンでロックでもやろうかっていう場合、もう少し恰好つけて「飛翔!」とか「躍進!」とか威勢のいいタイトルつけるんじゃないでしょうか。あるいは英語で「DYNAMAITE!」とか「EXPLOSION!」とかやりようがあると思うんです。それを「あの…こういうの作ったんで、よかったら聴いてもらえるとうれしいんですケド。」みたいな、…そんなシャイなところも福嶋祐輔の魅力だと思うんです。
福嶋祐輔の参考情報 → http://www.nicholaswylie.com/